MISSION
私たちの想い
㈱プラセスは、車載用プラスチック部品を製造して40年の企業です。車は高い安全性を求められる製品です。だからこそ、部品の安全性について追求し、邁進してきました。しかし近年、プラスチックにおけるゴミや汚染問題が話題になっています。
これまで磨いてきた40年が、ゴミや汚染問題になっているのは悔しいものです。自社としてできることを少しでも進めていきたい。その想いから生まれたのが「PLASESS LAB」です。
一般家庭からでる廃プラの78%が梱包や容器などの使い捨てプラスチックなので、他の国と比べて圧倒的に使い捨てプラスチックの量が多いです。
これだけコンビニが多いのも日本ならではです。レジ袋などの梱包やペットボトルがポイ捨てやごみ回収場所から河川に流出して海に堆積して海洋汚染につながっています。
でも実はそうでもないのです・・・
なぜなら、日本は回収したプラスチックごみの7割以上を熱エネルギー利用のため焼却しているからです。熱エネルギー利用を含めてリサイクル率84%なのです。
海外ではリサイクル率とはマテリアルリサイクルを指します。それにあわせると日本のリサイクル率はたったの23%なのです。この数字は世界的にみても低い水準を記録しています。
「安全安心」なモノを造るために再生利用できる比率が決まっているのです。この再生利用比率はおよそ10~30%で、それ以上再生利用すると製品の機能を満たすことが出来ないからです。だから使いたくても使えないのです。結局使い切れないプラスチックは、海外に輸出するか産業廃棄物として埋め立てられるか、熱エネルギー利用で燃やされるのです。
1Lのペットボトルに換算すると9,314臆本分ですので大変大きな量です。
これが地球への環境汚染につながりますので、地球の事を考えるとあまり燃やしたくないですよね。
一番良い方法は、行き場のないプラスチックを今までにない魅力的な商品に造りかえて世の中に再循環させる事だと気づきました。リサイクル+プロデュースを合わせた造語でありますが、この取り組みをリデュースプラス(ReducePus)と呼んでこの活動に取り組んで行きたいと想っています。今後おもしろいリデュースプラスで皆様をワクワクするような新商品を世の中に提供していきます。